Hangamoku

発達凸凹、グレーの子を持つママを支えたい。 今日も、よい一日でした!と感じる毎日を。

教室に入る。それは、バンジージャンプ並みの恐怖。不安障害の場合

教室に入る。それは、バンジージャンプ並みの恐怖。不安障害の場合
小学校は冬休みに入りました。
以前は、長期休みが面倒だったのに、
今は、私も学校についてい行かなくていいので
嬉しい(笑)




2学期終わりの長男は、(発達凸凹&不安障害=五月雨登校中)
朝、私と登校して、
保健室で1時間自習し、
あと、1時間、自分で出られそうな授業を受けています。


先日、5時間目の図工に行く。と決めました。
本人も、新品の彫刻刀を使いたいし、
下絵も上手に書けたから、
教室で、受けたい。


でも、緊張する・・・・
お母さん、教室まで、ついてきて。
いいよ。勿論。

保健室の先生もついてきてくれる。
3人で階段を上がっていると、
皆の声が聞こえる・・・・

お母さん!やばい!みんないるよ!!!
ヤバいヤバい!
オロオロする長男。


いや、教室だから、いるでしょ。
でも、その狼狽ぶりが、彼の緊張と不安の現れ。

そうか、どうする?

図書室に避難する!!


いいよいいよ。そうしよう。


クラスメイトが、ざわざわと図書室の前を通り、
図工室に移動する。

そーっと、後をついていく?
うん。


そーっと、抜き足、差し足、距離を取って、
見つからないように、図工室へ向かう。


お母さん、もう少しついったほうがいい?
うん。来て。
いいよ。


皆が着席して、授業が始まる。
それでも、長男は、


えーっと、待って。ちょっと、待って。
お母さん、今日帰ったらいるよね?
家にいるよね?

すごく念を押す。

いるよー。
お母さん、いるよー。
絶対に。
だから、大丈夫だよ。


うんうん。
いくね、行くね。
入るね?

見ているこちらがドキドキしてくる。


でも、なかなか教室に入れない。


あー、待って待って。
ちょっと、待って。
いいよいいよ。ゆっくりで。
担任の先生呼ぶ?
ううん。イヤ、入る。
一人で入れる。


でも、足が止まっている。


そうこうしていると、準備のために廊下に出てきた先生と
数人のクラスの子。

あー先生、○○君、キター。


あ、見つかった。大丈夫かな?
逃げちゃうかな?
と思ったら、
俺、行くわ!
と、すすすすーと教室に入っていきました。


この間15分くらい。


なんか・・・・
我が子ながら、
必死さと、
頑張りが胸を打ち
涙がこぼれました。

隣で見守ってくれていた、保健の先生も(涙してくれていました


見た目は、本当に定型の子と変わらないし、
放課後は、学校のグラウンドで友達と遊べる。
教室に入ってしまえば、問題なく授業を受けているらしい。


だから、ついつい、
やらない、やれない、学校に行けない。
のは、
なまけてるんじゃないの。

って思っちゃうんだけど。


今日の姿を見たら、
本当に本当に頑張っていて、

教室に入るのが、バンジージャンプ並みに
怖いんだね・・・。
毎日毎日、教室に入る度に、
バンジージャンプしてたら、
そら、
疲れて学校にもいけないよね。


お母さん、今日、ちょっと君の気持ちがわかったよ・・・
遅くなってごめん。



産まれてくれてありがとう。


読んでくれてありがとう。




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教室に入る。それは、バンジージャンプ並みの恐怖。不安障害の場合
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